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abundant abandon
アバンダン・アバンダン
mama!milk
NRP Records [ NRCD505 ] CD
1999年9月1日発売
※廃盤

※TV『Vermilion Pleasure Night』オープニングテーマ曲「鏡楼の饗宴」収録
 

曲目
1. クラウン
2.シュガー・ダディ 
3.マダム・マリー 
4.ポプラ
5.風船
6.謝肉祭
7.踊り子ナナ
8.しょうがないの
9.ピエール・アンジェリック
10.鏡楼の饗宴
11.幸せな日々
all tracks written & arranged, produced by mama!milk


mama!milk :
生駒祐子...アコーディオン, ピアノ
清水恒輔...ベース, のこぎり

ゲスト・ミュージシャン :
佐武徹...ヴァイオリン
近藤治夫...クラリネット
黒澤邦彦...パーカッション

a&r: executive produced by 亀山信夫 (NRP Records)



RECOMMENDATION

そして都会のホーボーたちは、今日も赤い首のオヤジ衆と、自分たちの夜のために音を紡ぐ。するりと抜けそうで、そのくせ脳の後ろにこびりついて離れぬ旋律のアコーディオン、それを見守りつつ丹念に歩幅を計るベイス…いやいや、そんな真摯な演奏家の影に潜む悪戯っぽい笑みと、踵に付いた泥こそ見逃してはならぬ。mama!milk初の銀盤には、ピアソラの情熱も、パスカルコムラードの洗練もなく、ただ単に一夜酩酊のまま過ごすのに余りある混濁した空気で充たされているだけ。で、それ以上何が必要なのと聞く。僕はそれで十分、何もいらない。
小田晶房 (編集者)


京都とは不思議なところで、東京のメジャー・シーンとも大阪の無法シーンとも異なる、浮き世離れした独特の磁場が形成されている。アコーディオンの生駒祐子とウッドベースの清水恒輔(ラブクライ他)から成るこのデュオなどそのいい例か。バイオリンやクラリネット、鉄琴などのゲストも交えて繰り広げられるのは、ニーノ・ロータの魂がピエール・バスティアんに憑依したかのような怪しく退廃的なメルヘン世界。キャバレーやパリのカフェの幻影をふりまきながらも、どこかにすっとこどっこいなモッタリ感があるあたり、やっぱ京都。
松山晋也



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