アルバム「Nude」へのテキストを、南知子さん(stompdesign)よりいただきました。    2011.8.24

[[ Recomented ]]

きっと、「もっと」を欲して
自らの音楽の柵を取り払ったのだろうと思った。
音楽を放しがいに出来るなんて
合図一つで呼び戻せる信頼、
どこへ転がっても追いつく自信と確信があるのだろう。
そんな強靱な自由を得て、音楽はますます
美しく揺らぎ、響いている。

装飾を拒み、雑踏を好み、白昼夢を見せる「Nude」の世界で
酒場の裏口は教会の入り口で、裸の孔雀が街を行く。
そんな夢のような現実の、「Nude」が私に言った。
持ってるだろう?付け足すな、と。
この幻想的なまでに美しい音楽は、それでいて、
とても人間らしいし、現実的なのだ。
体の中に、本質に、生々しく訴えかけてくる。本当の事を。
世の中の大半は、暗黙の了解の道徳めいた物に
操られているように感じて、
個々人の意識の美しさや可能性を無視されてるみたいで
居心地が悪いことも度々で
人間って大勢に紛れ様子を覗い安全策をとる退屈なものなのか?
だから、「Nude」はきっと、
本質を、感覚を、たたき起こして回るに違いないと私は思う。
社交辞令もなく、覗わず、計算も妥協もしない
剥き出しの意志、欲求、美意識。抑制しない、ロマンチスト。
もっと、揺らぐために、揺るぎなくなっていく。
mama!milkは、きっと一番「強く」なるつもりなのだ。
こういうものが人の「野性」のような気がするし、そうあって欲しい。
だって、とても、美しいから。

南 知子 stompdesign

mama!milk 7th album「Nude」

NOTE

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